自身の記憶や関心を寄せるものたちをつめこんだ銅版画やシルクスクリーンなどの版画、アクリルペインティングなど平面作品を中心に制作する林 朝子の個展を開催いたします。

現在林は当館を拠点に制作や来場者との交流を行なっています。今回の展示会場である当館は毛野小学校の分校として建てられた木造校舎を活用しています。卒業生の方々を含む来館者との交流で温かな分校の思い出に触れ、自身は苦手だったという小学校で、学校が苦手な人、もちろん好きな人にも向けて秘密の居場所のような展示になるよう願いが込められて展覧会はつくられます。
展示は過去作から近作・新作も含まれ構成されます。林は近年インスタレーションに取り組むなど表現方法も広げてきました。さまざまな挑戦をしてきた足利での3年間の思いがつまった展覧会をぜひご覧ください。